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MVPの考え方でサイト構築

2010 年 6 月 24 日 木曜日

こんにちは、Teshiです。

最近、シリコンバレーでコンサルティング会社を経営している渡辺千賀さんのセミナーに行く機会がありました。

(正確にはパソナテックさんの『ヒラメキ×ツナガル×ブログ』というイベントです。)

そのイベントでは渡辺千賀さんのKeyNoteが行われ、シリコンバレーのベンチャー投資の現状や、シリコンバレーでの最近の開発スタイルについて話されてたのですが、今日はそのシリコンバレーでの開発スタイルについて書きます。

MVP(Minimum Viable Product)なシステム開発

MVPは野球やサッカーで言うMVPとは違っていて、上記の通りミニマムで実行可能なプロダクト。ということになります。

渡辺千賀さんによると、これまでは数年単位で完成形のプロダクトをリリースしていく。という流れが主流だったけれども、

それでは商品を出した時には既にライバル他社に先行されていたり、その商品自体がそもそもダメなアイデアの基に作られていた場合、作るのに費やしたコストが無駄になってしまう。

そこで、思いついたプロダクトの本当に核となる部分(他社製品と差別化されている部分)だけを、超短期間で作成して、早めにユーザーのフィードバックをもらいより完成度の高い商品に近づけていく、あるいは商品開発自体をやめる、という選択肢を取ろうという流れが出来ていてそれがMVPという考え方らしいです。

MVPなサイトの事例

セミナー内では下記のようなサービスが紹介されていました。

1.blippy.com

アカウント発行時に自分の友達の情報を入力し、クレジットカードの購買履歴を基に、自分が何を買ったかが友達に送信されるサービス。友達の持っているものは自分も欲しいという購買心理をついているらしい。

この商品で言うMinimumな(核となる)部分はクレジットカードの購買履歴を利用しているという点らしい。

2.IMVU

「インビュー」と読むらしいです。

これは3Dのチャットルームで、自分のチャットルームに色々な3Dのアバターアイテムをおいておいて、自分のルームに入ってきた人にそれを見せることが出来るらしいです。

Thereという前進となるサービスを基にしているらしいですが、すごいのがThereは5年をかけて開発したのに対して、

このIMVUは6ヶ月の短期間で開発したということ。その際一つのチャットルームに複数人が入ることは出来ないという選択をしているそうです。それによってシステムを大幅にシンプル化しているのですね。

このサービスのMinimumな部分はチャットと3Dをかけ合わせている点ですね。

3.Aardvark

人力検索のサービス。最初に友達のメールアドレスを登録すると、検索した内容がその登録された友達に届き、自分の友達が分からなければ更に友達の友達に情報が送られ検索を行うことが出来るという仕組み。

機械より友達の情報の方が価値が高いという考えで作られているらしいです。

このサービスのすごいところは、6ヶ月間のあいだに6つのプロトタイプを作ったというところ。

渡辺千賀さんの話によると、このサービスはプロトタイプを作るたびに200名ほどのテストユーザーを招待して、結果として2,3人のユーザーにしか使ってもらえず、使ったユーザーは2度と戻って来ない。(つまりプロダクトに全く魅力がない。)ということを5回繰り返し、最後に出来たこのAardvarkだけがちゃんとユーザーに使ってもらえたらしいです。

(その後Googleがこの企業を買収し、上手くBuy outを実現出来たのだとか)

もっとすごいMVP

セミナー内ではもっとすごいMVPも紹介されていました。(半分詐欺ですが笑)

1.紹介ページ+登録

プロダクトは何もできてないけど、こんな商品どうですか、という紹介ページだけを用意して登録フォームを用意。

→たくさんの人が登録してくれたらその商品はニーズがあるので実際に作ってみる価値あり。

2.購入ボタンだけを用意。

同じくプロダクトはないけど、商品紹介ページと購入ボタンだけ用意してボタンを押したら、「ご注文有難う御座います。」とだけ表示して終わるサイト。(これはひどい笑)

どれくらいなら購入してもいいと思ってくれるのかが把握出来るし、商品のニーズも分かる。ニーズがあればGoサイン。

3.Adwords広告をだしてみる。

一番簡単。アドワーズに商品説明だけ書いとく。クリック数でどの程度ニーズがあるか判断する。

まずは小さくスタートする。

このように、まずは小さくスタートするという考え方がシリコンバレーでは主流になっているようです。

実はBBPlanetでも、最初は小さくスタートして段々大きくしたいというニーズの依頼が多くやってきていますので、ウェブ業界全体としてこういう発想は浸透しているのだなぁ。と思います。

ただ渡辺千賀さんの話では、重要なのは「他社との差別化要因は何か」を徹底的に考え絞り込むことらしいです。そうしないとありきたりな商品でしかも内容が充実していないものとなってしまい上手くいかないとのこと。

もし、今後自社で新しいタイプのサイトやECを立ち上げたい、という方はこのMVPという考え方を利用されてはいかがでしょうか。またBBPlanetに登録されている企業様にはマーケティングやECサイト構築のプロが多くおりますので、アイデアが具体的になってきたら是非ご相談をしてみてください。より具体性を持った提案が続々と頂けると思いますよ!

【参考】

渡辺千賀さんのブログ:「On Off and Beyond

口コミサイトの構築。クチコミ機能を追加するだけでも集客力・売上UP!

2010 年 5 月 13 日 木曜日

こんにちは!
BBプラネットユニットのMakiです。

今回は口コミサイトに関してご紹介したいと思います。

口コミサイトとは?

クチコミサイトとは、「口+ コミュニケーション 」という語源が示すとおり

モノやサービスに対するユーザの口コミを集めたサイトです。
(弊社も会社なびという会社情報/口コミデータベースを運営しています)

有名なところでは、
化粧品の口コミを集めたアットコスメ
家電の価格・口コミを集めた価格.comがありますね。

その他、病院や旅行の口コミサイトも需要があるようです。

口コミサイトはCGMの一種です

口コミサイトはCGM(Consumer Generated Media)の一種です。
CGMとはインターネットなどを活用して
消費者が内容を生成していくメディアのこと。
ブログやmixiが代表的です。

CGMは消費者が自ら情報発信できるメディアとして、
急速に浸透しつつあります。

CGMで勧められているモノやサービスの購入経験は約3割、
購入検討まで含めると5割以上のユーザーが検討しているという
調査結果もあるほど。

口コミは宣伝効果抜群なのです。

ユーザの口コミを活用しましょう!

何かほしいモノやサービスがある場合、
ネットでそれらの評判、使い勝手などを検索するという流れは
既に定着しています。

それは、製品の開発会社が提供する情報よりも、
友人や知人の感想が客観的と捉えられるからです。
(「感想」は主観なのに、不思議ですね)

自社のサービスや製品を使用した際の正直な感想を
ユーザに提供することで、サイトの集客力と売上を伸ばしていきましょう!

BBプラネットでも、口コミサイト構築依頼が増えています

BBプラネットでも、昨年末頃から
口コミサイトの構築や、口コミ機能を装備したECサイトの制作依頼が増えています!
WEB制作システム開発の経験豊富な企業様が、お悩み解決の相談にのってくれますよ。

ハンドクラフト専門のCtoCショッピングサイト「Etsy.com」

2010 年 2 月 25 日 木曜日

こんばんは、Teshiです。

今日は、ニューヨークにあり、2008年に2700万ドル(約30億円)の出資を集め、今年上場するかもしれないという注目のベンチャー企業Etsy(エッツィー)を紹介します。

Etsyはハンドクラフトのマーケットプレイス

Etsy」はハンドクラフト(手作りグッズ)専門のCtoCショッピングサイトで簡単にいうと、eBayの手作りグッズ専門版みたいなものらしいです。つまり自分で作ったものを売ることもできるし、人のつくったものや、世界のどこかの小さなハンドクラフトショップの商品を買うことも出来ると。

中に入るとこんな感じです。

etsy-your-place-to-buy-and-sell-all-things-handmade2

商品の画像をクリックすると、詳細ページに飛びます。

値段は大体20~40$ぐらいで、基本的にはPayPalか、クレジットカードで支払うようです。

色や、カテゴリごとに検索を行うことも出来るので便利です。例えば下はニットカテゴリの赤ちゃん用商品を選んでみたところ。

なんと9376ものアイテムが登録されているらしい!

knitted-items-for-babies-on-etsy-knit-blankets-booties-sweaters-diaper-covers-for-babies

Etsyのビジネスモデル

収益源が2種類あるようです。

1.商品をサイトにアップする際に1商品あたり20セントの課金

2.商品の販売金額の3.5%を手数料として課金

サイト内の2009年の流通額が2億ドルらしいので、販売手数料だけでおよそ7億円が入っているということですね。ふむふむ。

ハンドクラフト作りが趣味から仕事に変わる人達

That Hobby Looks Like a Lot of Work - NYTimes

上記の記事によると、Gibranさんという女性はこのサイトから、年間14万ドルの収入を得ていて前にしていた仕事もやめてしまったそうです。すごいですよね!でも実は落とし穴もあって、この記事によると彼女は、

1日13時間を椅子の上で編み物をしながら過ごし、更に毎日50かそれ以上の顧客にメールを書いたり、新しい商品のデザインを考えたりしているらしいです。副業のつもりが完全に仕事になってしまったらしいです。他の出展者の方々も、結構大変な様子。この女性はそれでも大きな収入を上げているからいいのですが、中には1時間あたりの収入が州の最低賃金より安いなんて人もいるようです。いいことばかりではないんですね。。

CtoCのショッピングサイトって日本にあまりない気が

こんな感じで、「光と影」を持っているEtsyですが、やはり面白いのがハンドクラフトという唯一無二の商品に特化している点だと僕は思います。ハンドクラフトであれば、メーカーの商品とくらべてどこのサイトで買っても同じという状況にならないので、ユーザー一人あたりのリピート率や売上を高く持っていける気がします。でもよく考えるとこういうサイトって日本にはほとんどないですよね。

まとめ

というわけで、CtoCのショッピングサイト(マーケットプレイス)のことについて今日は書きました。

ちなみにもしこのブログを読んでいる方で、こういったCtoCのショッピングサイトのアイデアをお持ちの方は、BBPlanetに見積り依頼を出してはいかがでしょうか??多くの企業から良い提案を頂けると思いますよ!!

バーバリーのSNSサイト「Art of the Trench」 ~SNSの構築依頼ならビービープラネット~

2009 年 11 月 20 日 金曜日

こんばんはTeshiです。 今日も、先日新聞で見つけたサイトをご紹介します。

Art of the Trench

http://artofthetrench.com/

このサイトは、バーバリーのトレンチコートファンの輪を広げようというような趣旨の画像共有型SNSで、サイトを開くと飛び込んでくるのが、 画面いっぱいに広がるトレンチコートを着た人たちの写真。これは、バーバリーのトレンチコートを持った人たちがアップしたものです。

burberry-art-of-the-trench

で、この画像のどれかを選ぶとこんな感じで一つ一つが見れます。

burberry-art-of-the-trench2

burberry-art-of-the-trench31

素敵です。

ちなみに、会員にはFacebookのユーザーなら誰でもなることが出来、画像ももちろんバーバリーのトレンチコートを持っていれば誰でもアップできます。(残念ながら僕は持ってないですが。。)

記事によると、これまで高級ブランドは価格競争になりがちなネットへの進出を足踏みしていたが、不況の影響などによって、リアルショップからの売上などが落ち込み、新たなチャネルを築くことを考えているとのことで、

バーバリーのこのサイトも、この流れの中で作られたものなのですね。 それにしてもこのサイトは、もちろんバーバリーのトレンチコートが素敵ってのもあるかもしれませんが、見た人にバーバリーいい!欲しい!って気にさせますよね。

こういった、リアル店舗での販売のフック(もちろんECサイトも)となるSNSコミュニティサイトは、これからどんどん増えてくる気がします。 もし、皆さんもこうした新しいタイプのSNSやコミュニティサイトを思いついたら是非ビービープラネットで見積り依頼を出してみてくださいね。